上高地~涸沢~2019.8.10

落ち葉さん

2019年08月13日 14:50

みなさんこんばんは。夏休みに入り去年は涸沢まで行けなかったので 色々と準備を進め今年は涸沢まで行ってみることにしました。 登山歴は殆ど無いので経験もありません。さぁ道中どうなることやら......

仕事終了後早めに帰宅し午後8:30頃埼玉を出発しました。 行は昨年同様下道で長野県の上高地を目指します。 道中息子と会話したりラジオ聞いたりとキャンプもそうですが 夜中に出発し車が少ない中運転するのが結構楽しくもあります。 6時間位で沢渡(さわんど)バスターミナル近くの駐車場に到着! 昨年は市営第二駐車場(足湯公園駐車場)に止めましたが 今年は市営第三駐車場(かすみ沢駐車場)に止めました こちらは地下道を通って一番近く沢渡バスターミナルまで行けるので 到着時の午前2時半頃は沢山の車が停車していました。 エンジンを止め窓を全開にして仮眠をとります。 時折車内を通過する風が心地よく感じます。 大体午前4時ごろに皆さん準備開始していたので つられて私たちも支度をはじめバスターミナルへ移動しました。 券売機の前に列が出来ていたのでそこに並んで 発売まで待ちます。 沢渡駐車場地区〜上高地バスターミナルまでの値段は 往復2,050円/片道1,250円、小人往復1,030円です。 往復を買えば乗車時にスタンプを押してもらい帰りの乗車時 までは確認がないのでそのまましまっても大丈夫です。 早朝はバスが沢山来るので多少列の後ろに並んでも 大丈夫です。 そんなこんなでいきなり河童橋到着です。

上高地での大体の工程は バスターミナル→5分0.4K→河童橋→55分2.9K→明神→60分3.1K→徳沢(昨年はここで泊まった) →75分3.6K→横尾→90分2.8K本谷橋→涸沢180分2.4Kだったかな? とにかく登山初心者には本谷橋→涸沢が本当にしんどかった。 最後は足パンパンでモモが上がらない

一番近いキャンプ場「小梨平」に午前6時00分到着です。

小梨平キャンプ場を通過すると丁度朝日が出ており神々しく光が輝いていました。

梓川沿いをしばらく歩きます。最初は肌寒かったので歩いているうちに体温も上昇し 暑くなってきました。

明神館6時40分に到着です。水飲んだり栄養補給したりしてました。昨年はサルの集団に 遭遇しましたが今回は見当たりませんでした。

さぁ徳沢へ向けて出発です。ここから一時間ほど歩くと.......

徳沢午前7時30分に到着。みなさん吸い込まれるように上へ上へと向かいます。

昨年ははここでキャンプしました。ここで一泊して翌日に上る人居ました。 昔は牧場だったらしく居心地が良いのですが今回は更に上に行くので あまり長居は出来ませんでした。

次は横尾へ向けて出発です。また一時間弱歩くと

午前8時50分横尾が見えてきました。私たちはここから未開の地です(笑)

ここが登山の入り口になるようで山岳警察の方が常駐していました。カッコイイ! ご苦労様です。

鳩が一羽ウロウロしていて息子が山の鳥と勘違いして撮影していました。まさか雷鳥だとは思っていないよね。

午前9:00頃横尾大橋を出発します。

山岳警察の方が声をかけてくれて撮影していただきました。 良い思い出になりました。ありがとうございます。

横尾も野営場があり、ここでもキャンプが出来ます。

人数が多いと、この橋凄く揺れます。まるでトランポリンのようでした。

アルプスと言ったら昔あらびき団で一世を風靡した安穂野香さんを思い出してしまった。

まだまだ二人とも余裕があり。このまま楽勝じゃない?と息子と話していました そう、この後が本当の登山ということも知らずに.......

まだまだお花とかを撮る余裕があったりして....

花の名前全くワカリマセン。

段々平な道からゴツゴツした岩がむき出しの道に変化してきました。

本谷橋だよ。午前10時13分通過~

午前11時10分一応勉強してそれなりに道具を揃え今回挑んだのですが 体力の方が付いていくのがやっとでした。足が吊りそうになったり 鼻水が垂れたり想像以上の辛さでした。でもスポーツなので慣れ なんでしょうね。

12歳の息子も付いて来れましたが更に小さな子供連れもチラホラ見かけました。 息子に「あのこ妹(小2)くらいなんじゃないの」と聞いたら「幻だよ」と 答えていました。

午前11時20分もうこまめに休憩を取らないと前へ進めません! 段々水やお茶のストックが無くなりちょっと焦りました。

午前11時50分ガレ場が続きます。途中息子と同じ年位の姉妹と挨拶しながら 抜いたり抜かれたりしたり自分の両親と変わらないであろうご老人夫婦が凄くゆっくり なのですが確実に一歩一歩前へ進んでいるのが印象的でした。登山って年齢とか年とか 関係ないのかなと思い知らされた瞬間でもありました。

まだ残雪がありました。一応端を歩けばアイゼン無しでも大丈夫です。

午前12時20分通過。

午前12時30分涸沢ヒュッテに到着!運動不足の私には長くキツイ道のりでした。とりあえず テント設営前にどこかに座りたかったので生ビールとオデンセット2つで1400円 位だったかな?

テラスで絶景を眺め生ビールを飲めるなんて最高です。

めちゃくちゃ辛かったけど涸沢にどうしても行きたかった場所なのでホントに来て良かったです。

ご飯が終わったら今度はテントの設営です。先に設営場所を確保してその後に受け付けに 行くみたいです。岩がゴロゴロしていのですが平な場所が点在しているので 適当な場所を見つけてテン場確保! その後受け付けに行き必要事項を記入してお金を支払います。 一泊大人1000円子供500円でトイレ利用料はテント代に含まれています。 その後にプレートを受け取りテントの見える場所に引っ掛けます。 帰りで受付が空いてない時はプレートを専用のボックスに入れて 帰って良いそうです。

テントはもちろん山岳テントが主流でアライテントのライペン、エスパース、モンベルなどが 多かったです。MSRやニーモは少数派でした。

8月も半ばなのにまだこんなに雪が残っていました。

涸沢小屋でお茶を購入。二人で木陰に入りぼ~と物資を運んでいるヘリコプター を眺めていました。

この日の為に軽量であるハバハバNXを購入したのです。エリクサーやアラックだと重くて 持っていくのが大変だと思います。

赤い部分の加水分解が進みベタツキがあったのですが私が見つけた工業用のクリームを 塗りこんだらベタツキが軽減されました。

何をしているのかと思ったら私の写真を加工して遊んでました。

日が落ちると8月と言うのに一気に寒くなります。薄目のダウンを持ってきているので よるはダウンを着てました。

日も暮れてきたので夜ご飯にします。山用のドライフーズを食べましたが 普通に美味しかったです。

ご飯を食べた後は寝落ちしてトイレで目が覚めたら今まで見たことが無いほど綺麗でした。

安物の一眼レフでもなんとか取れました。性能の良いカメラを新調したいのですが 腕のせい?

結局星を眺めていたら朝になってしまいました。結構な人が夜中にさらに上を目指していました。 パーティーのヘッドライトが山の所々に点在していてそれも綺麗でした。

4時頃から日が昇ってきてモルゲンロートを見るためにみんなテントから出てきてました。

私たちは下山するので4時半頃撤収開始しました。

朝ごはんにランチパックを食べたのですがパンが販売されていたので 購入して息子と食べながら日が昇るのを待ちます。

モルゲンロートとは、夜が明けきらない早朝に、東の空より一筋の赤い光線が山筋を照らし、 山脈や雲が赤く染まる朝焼けのことをいい、山がもっとも美しく見えるときの一つだそうです。

さぁ下山開始です。

帰りは下道を半分位走って下仁田から関越道に乗り無事帰りとなりました。 今度は福島だー


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